みなさん、こんにちは。山本です。
先日、副代表の平林、藤後、そして私の3名で、鎌倉で行われた「カマコン」に行って来ました!
今回はその様子をシェアさせていただきます。

「カマコン」は、鎌倉ではじまった、
街の活性化支援を楽しみながらやっている活動です。
鎌倉駅から若宮大通へ出て、鶴岡八幡宮に向かう途中の結婚式場が会場。入口には定例会の表示が。毎月第3木曜日に開催されています。

19時からは、初めての参加者のためのオリエンテーション。
カマコンの沿革と代表的プロジェクト、そして会の流れが30分でわかる仕組み。プロジェクトを始動した方が、進捗報告を行う場面もありました。積み重ねられた経験値を感じる、スムーズで楽しい進行でした。
2013年に始めたときは、たった8人でしたが、いま160名以上の会員を擁し、5年間で280以上のプロジェクトが生み出されているのだとか。すごい!
当日は、参加者が100名以上いたと思いますが、半数以上は20代から30代。
中学生や高校生も数名混ざっており、手が上ったときに会場がざわめきました。
カマコン定例会の参加ルールは2つ。
「全力支援!」「ぜんぶ、ジブンゴト」
つまり、参加者ひとりひとりが当事者意識を持って、
「鎌倉の街や人を盛り上げていこう!」という会なのです。
会の流れとして、5つの項目が紹介されました。
1.プレゼン・・自己紹介、課題、やりたいこと、そして「お題」の発表
2.ブレインストーミング(以下、ブレスト)・・興味の沸いたプレゼンごとに、参加者が集まって「お題」のアイデア出し
3.発表・・ブレストで出たアイデアのうち1つを選ぶ
4.仲間づくり・・気になるプロジェクトに参加。退場時に受付に名刺受けが置いてある
5.アクション・・実践し、結果を別の定例会で発表
オリエンテーションから引き続き、本会の始まる時間の19時30分。会場を見回すと参加者がさらに増えていました。
プレゼンを盛り上げるために、参加者が椅子を持ってステージ近くに集まり、熱気がぐぐっと上がります。

それぞれのプレゼンターの工夫を凝らしたプロジェクトの発表はとても面白くて、鎌倉に住んでいなくても、そして初めての参加でも楽しめました。
様々なプレゼンターを目の当たりにして、「地域は住む人がつくっている」ということを実感しました。
A.まちの花屋
身近な鎌倉に花と緑を。特別な時だけではなく、いつもの生活に花を。
「お題」まちの花屋さんでやったら面白い企画
B.実家問題快決塾
片付け、相続など実家の課題は、事前に知っておくと対処する負担が減る。
「お題」70歳以下の方が、ワークショップに来たくなる方法
C.めいど喫茶「ぴんころ」
おばあちゃんと若者をつなぐサービスを運営する中で、めいど(冥土)喫茶の開店を思い立つ。
「お題」かわいいおばあちゃんが集まるアイデア
D.鎌倉と熊野をつなぐ体験プログラム「パーパスカレッジ」
鎌倉を世界の学びの場に。生きる目的(パーパス)を見出す活動を、熊野詣とつなげたい。
「お題」プロジェクトの立ち上がりに注目を集めるアイデア
プレゼン後、参加者はそれぞれ興味の沸いたプロジェクトごとに分かれて、車座になりブレスト。
まずは、「ぶっ飛びOK!」「乗っ取りOK!」「数が勝負!」
アイデアが出ない人にも「いいね!でOK!」という心得を確認。
ブレストに先立って、プレゼンターに質問をぶつけていって疑問を解消します。

ファシリテーターの雰囲気づくりに助けられて、各グループで50のアイデアが飛び出しました。
初対面の参加者が、気軽に発言することで、色々な視点でのアイデアが出てきます。
出たアイデアから、ひとつだけ選んで、各グループが発表し、アイデアを記録した紙をプレゼンターへ贈呈。
参加したいプロジェクトを再度確認するようなまとめをして、定例会は21時前に終了しました。
会場を出ると、各プロジェクトの名刺受が準備されていました。
あっという間に2時間が経ち、会場を後にするとき思ったのは、
カマコンを盛り上げている人たちが大勢いて、とても力強い活動をされている、ということでした。
地域のことが好きだからこそ、みんなで楽しく考えていく、そして支え合って実現していくことが、カマコンを通じて可能になっているのです。
*カマコンに参加するためには、申込が必要です。ただし、新しい参加者の数を調整しており、必ずしも申込が出来るわけではないとのことでした。今回、私たちは関係者の御厚意で参加させていただきました。
この度は、ありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします。
コメントを残す