こんにちは。平林です。
第4回 Soカフェ(ICBC創発カフェ)は、
プレゼンターにイノベーションチームdotの渋江みのりさんを迎え、9月22日(土)稲城市矢野口にある社会福祉法人博愛会ハーモニー松葉さんにて開催しました。
参加者は高校生から、大学生、主婦、会社員、シニア層まで24名です。今回もバラエティ豊かで幅広い層があつまりました。いつも通りSoカフェならではの多様性あふれる雰囲気での開催です。
Soカフェの様子
● 第0回目の様子
●第1回目の様子
●第2回目の様子
●第3回目の様子
●第4回目の様子
●第5回目の様子
●第6回目の様子
●Soカフェ発表会

まずは、前回プレゼンテーションしていただいた
地域社会活動情報サイト「“得る”Café」の いとう啓子さんから、その後の活動報告がありました。
前回のSoカフェでは、地域活動に関心を持っていない人にどうやって興味を持ってもらうかという新しい視点もらうことができ、さっそくサイトのキャッチコピーを変更したというような具体的な報告がありました。
また、地域社会活動の推進者はどうして情報発信に消極的なのかというような新たな問題提起もありました。
イキイキしたお母さんたちのコミュニティを作りたい

さていよいよ、プレゼンターの渋江さんの登場です。
渋江さんは、現在青山学院大学3年生。
Soカフェの第一回から参加していただき、若者らしいフレッシュなアイデアでSoカフェをいつも盛り上げてくれてます。
今回は、満を持してご自身の考えているプランをSoカフェの場でプレゼンテーションしてもらうことになりました。

渋江さんの所属する「イノベーションチームdot.」は学習院大学の卒業生、学生を中核とするベンチャー企業。物心着いた時からスマートフォンとソーシャルネットワークに囲まれそれを使いこなす「Z世代」の代弁者として、パナソニック、講談社、マンダムなど企業と若者とつなぐ様々なプロジェクトを推進しています。
そのチーム内での渋江さんのプロジェクトテーマは、
活き活きとした「お母さんたちのコミュニティ」を作ること。
その想いの根底には、大学で学んだ児童虐待の現実がありました。
毎日のように報道される児童虐待のニュース。どうしても虐待した親が悪いと思ってしまう。しかし問題はそんなに単純な事ではありません。「虐待をしたい思って子どもを産む親は一人もいない」。そうならないようにできることが何かあるのではないか。。
「お母さんたちのコミュニティ」を作ることで、児童虐待を減らすことができるのではないか。
渋江さんの想いはそこにあります。

渋江さんが今回Soカフェに投げかけた課題テーマは、
「お母さんたちのニーズ」と、
「ビジネスにどう繋げていくか」の2つ。
「イノベーションチームdot.」の強味は、学生のマンパワーを集約できること、大学という場が活用できること、企業との繋がりがあることの3つ。
この3つの強みを活用しつつ、
どのように2つの課題テーマを解決していけるか?
早速4チームに分かれて、アイデア会議がスタートしました。



103個のアイディアを発表!
45分間の白熱したアイデア会議の結果、各チームからプレゼンがあり、全部で103個のアイデアがでてきました。

プレゼンテーションの内容は、「イノベーションチームdot.」のメンバーが「グラフィカルレコーディング」という方法で、すぐさまイラストを駆使して模造紙に記録。



あれよあれよという間に、ほんとに見事にまとまっていきます。一目でわかりやすくなり、たいしたものですね。


プレゼンテーションの後に渋江さんから、
「お母さんになる前の段階からコネクションを作っていく。ママだけではなく男性のもアプローチしていく。おしゃれな雰囲気作りの大切さ。など学生の考えだけでは思いつかないような視点やアイデアをたくさんもらえることができて、眼が開いたという感じです」というコメントをいただきました。

グラフィックレコーディング部のみなさん
Soカフェ初の大学生プレゼンターの登場となった今回ですが、年代、環境の違いを超え、新しいアイデアが交錯するとてもよい会となりました。
参加者の皆さん、ありがとうございました。

Soカフェでは引き続き多様性豊かな創発の場を提供していきたいと思います。
次回Soカフェ第5回目は野村国康さん。
みなさんのご参加をよろしくお願いいたします。
Soコンテスト開催
〜Soカフェ合同発表会〜
12月21日(土)には
Soカフェ 6名のプレゼンター合同の発表会を開催します。
今までの経緯やこれからの計画をお伝えして応援しあう会です。
一般の方も参加歓迎!
是非ご予定ください。

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